関西・中国・四国


「彦根」(950321)

キンモクセイ香る小学校向かいの児童公園の、すべり台の傾斜の先に設置されていました。琵琶湖岸まで目と鼻の先の場所です。

2021年11月



「水口」(950323)

鈴鹿山脈から琵琶湖に注ぐ、野洲川中流の河岸段丘の縁にあたる、工業団地の真ん中の公園に設置されています。見下ろす街道は鈴鹿峠から琵琶湖南端を抜け京都に向かう国道1号線。近隣工場は全国ブランドの企業ばかりで、交通の要衝と納得。人の出入りが少ないのか、電子基準点の付属標は雑草に覆われてしまっていました。

2022年7月



「野洲」(960639)

琵琶湖南東岸の野洲市・祇王小学校敷地内に百葉箱と並んで設置されています。ちょっと樹木の枝ぶりが心配な設置場所。スローガンの多い小学校でした。祇王は併合された旧村名で、平清盛が寵愛した白拍子の名に由来。用水路建設やドロドロの愛憎劇のエピソードも出てきます。

2022年7月



「八日市」(940062)

琵琶湖東岸の田園地帯の真ん中の、東近江市立八日市西小学校の敷地に。なかなかの佇まいですが、角度を違えて見ると樹木の枝被りが心配です。

2022年7月



「京都加茂」(950334)

大阪環状線から奈良経由で走る大和路快速の終点が加茂駅です。私が向かったルートは京都から奈良線経由、木津駅で乗換えでした。自動運転コンバインのデモを取材に、京都大学附属農場(木津農場)を訪ねた際の、最寄り点でした。寒さはそこそこながら、すっかり秋景色でした。

 

2017年11月



「広川」(96052)

みかん名産地の有田(ありだ)郡広川町は、「稲むらの炎」の史実で知られる津波防災の聖地。JR車両を線路上で停め、乗客を降ろし高台へ避難させるという大掛かりな訓練を取材しました。海岸近くにあった電子基準点は樹木の枝で受信状態が悪そうでした。

 

2017年11月



「土佐黒潮牧場18号ブイ」(研究実験局)

「海のGEONET」構築をめざすプロジェクトの研究航海に同行取材しました。ブイそのものは水産振興のため高知県が運用するモニタリング設備です。足摺岬沖の18号に、研究用に電子基準点なみのGNSS受信機や衛星通信機器が設置され、海底地殻変動の把握などの研究に役立てられています。
あしずり港(土佐清水市)出港時にはイルカの群れが見送ってくれました。ただ、港の近所の「土佐清水」(940085)までは足を伸ばせず、乗船した弓削丸母港そばの「弓削」(96068)も訪点かなわず残念。

2017年6月



「笠岡」(940077)

倉敷と福山のちょうど中間にある、笠岡市立吉田小学校の敷地内に。吉田は旧村名。隣に帝国在郷軍人会分会の石碑(昭和3年)も残っていました。すぐ近くの交差点脇に、軌間762mmの軽便鉄道・井笠鉄道(1913-1971)の車両が展示されていました。新倉敷から矢掛に向かう途中に立ち寄りました。

2022年8月